東京人
『東京人 2021年5月号 特集「江戸東京と刀剣」』
2021年5月号 no.439
2021年4月2日発売/B5版
950円(税込)
◆ 東京人 2021年5月号 特集「江戸東京と刀剣」
外国人や女性など、新たな愛好家が増加している「日本刀」。
日本刀は神宝として、武器として、また武将間の贈答品として古来より機能してきました。江戸時代に入ると、徳川家のもとに”名物”とよばれる刀剣が集積。将軍家ー大名間では刀剣贈答が行われ、刀工らも江戸に集まり多くの「新刀」も生まれました。本号では、1000年余りにわたる刀剣の歴史のなかから、「江戸東京」に焦点を絞り、明治維新、戦後と冬の時代を迎えてもなお、守られ、新たに生み出される名刀の魅力を、現代における東京の刀剣作成現場の声や、わかりやすい基礎知識とともにご紹介します。
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contents
東京人5月号
may 2021 no.439
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特集 江戸東京と刀剣

表紙・刀 銘 小鍛冶義人作之令和二年二月二十一日 㐂寿記念彫同作/刃長77.1cm 現代の刀匠 吉原義人による最新作。奈良薬師寺の薬師如来台座にある青龍をモデルに、オリジナルの彫り物を施した。
※掲載情報は、2021年4月2日現在のものです。延期・中止・休館・時間変更などの可能性もございますので、詳しくはホームページなどでご確認ください。

写真・田附勝、泉大悟、尾田信介

[座談会]
刀剣が辿った栄枯盛衰の道 将軍のお膝元は、名刀の集積地! 12
 吉原義人(刀鍛冶)× 原田一敏(ふくやま美術館館長)× 日野原大(刀剣博物館学芸部長)
 名物 若狭正宗/越前康継/水心子正秀 など

江戸名工地図 新刀/新々刀 文・武田耕太郎(刀剣博物館学芸員) 23

[私の愛刀]
一瞬で魅了された垂涎の一振り 文・内田樹(思想家、評論家) 30
月が美しく見えるようになりました 談・ふなっしー(千葉市船橋市ご当地キャラ〈船橋市非公認〉) 84

[東京名刀探訪]
刀剣博物館 国宝 来国行太刀 30
 日本で最も信頼される、鑑定審査事業をも行うーー随一の専門博物館

[神社と奉納刀]
日枝神社 国宝 一文字則宗太刀 34
 徳川将軍家が納めた、最高の格式を持つ刀
日枝神社宝物殿で輝く至宝 重文 太刀 長光 38
靖國神社「遊就館」 古備前國継康継太刀 40
 近代日本刀を守り継いだ場所

まだまだあります!我が館の「名刀」 42
 東京国立博物館 国宝 名物童子切安綱 / 大倉集古館 越中則重短刀
 永青文庫 長船兼光刀 / 五島美術館 相州貞宗脇差
 根津美術館 長船長光太刀 / 國學院大學博物館  毛抜形太刀

[匠の技]
刀匠 吉原義人「宝物」として愛される刀をつくる 文・矢部智子 48
研師 藤代興里 刃文の美しさを引き出す 文・吉田千春 52
日本刀の職人 分業による技の結晶 文・植野哲也(林原美術館主任学芸員) 絵・住 麻紀 54
たたら製鉄 自然との対話と共生により生み出される純度99%以上の鐵 文・黒滝哲哉(刀剣博物館学芸員) 56

[財閥に集まった刀の物語]
岩崎家 彌之助と小彌太、親子二代で完成させた白眉のコレクション
 静嘉堂文庫美術館 国宝 手搔包永太刀 文・山田正樹(静嘉堂文庫美術館学芸員) 58
三井家 紀州徳川家から譲り受けた国宝二本 
 三井記念美術館 国宝 名物日向正宗 文・清水実(三井記念美術館参事・学芸部長) 64

 机竜之助、宮本武蔵。椿三十郎ほか
時代劇に描かれた、悩み葛藤する剣豪たち 文・川本三郎(作家) 68

日本刀の基礎知識 歴史[上古刀・古刀・新刀・新々刀]
各部位の名称[姿・地鉄・刃文]/鑑賞法 文、絵・住麻紀 73

[覆面座談会]SNS時代の刀剣愛好家たち わたしたち、刀剣にハマってます 文・三村美衣 80

老舗刀剣商に聞く「手にする」喜びを味わおう 飯田高遠堂 86

御用刀を鑑定する 本阿弥家と折紙 文・川見典久(黒川文化研究所研究員) 88

刀に殉じた幕末最強の剣客集団 新撰組隊士の佩刀事情 文・中村彰彦 94

名だたる刀剣が戦士の姿にーーだから「刀剣乱舞」はやめられない 99

[コラム]刀剣雑記帳 100
・「刀箱師」がめざす、日本刀のある日常
・クラウドファンディングでわがまちの「名刀」が里帰り 国宝 山鳥毛
・刀剣モチーフアクセサリーの今昔
・儀式で垣間見えた、皇室の御剣
・刀を美しく〝魅せる〟最新展示照明技術

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季語のある風景(12)  四月 卒業 文・矢野誠一 イラスト・南伸坊  3

【東京点画】
 牟田都子 校正者と図書館の離れがたい関係 7
 粕谷誠 「控えてください」にとまどう 8
 埋忠美沙 西郷さんのキャラ設定 9


曇天記 (151)質草で風を切る 文・堀江敏幸 写真・鈴木理策 104

ちょいとごめんなさいよ、四時からの悦楽 (127)
 北千住「タチアタル」の巻 脳を刺激するマリアージュ 文・林家正蔵 写真・川上尚見 106

赤坂歴史散歩 (13) 今宵ホッピーをこの店で!
 演伎座 明治大正の赤坂の劇場文化 文・後藤隆基 110

【単発読み物 1】
並木貞人、醍醐安之助、李五達 ヤミ市列伝 戦後復興の「推進者」たち 文・フリート横田 116

【単発読み物 2】
心ときめかせた近代アイドルたち 文豪と推し 文・笹山敬輔 126

まちの仕掛け人たち (69) 立川市
 プロアマ問わず、音楽好きが生み出す企画 立川いったい音楽まつり 文・金丸裕子 124

東京つれづれ日誌 (131) 荷風の書斎を見に市川へ 文・川本三郎 142

Close up TOKYO
Interview 令和2年度認証アーキビスト 栃木智子(国立公文書館業務課利用審査係係長) 133
Books 本 五十嵐太郎 苅部 直 小池昌代 134/今月の東京本 137
Culture  映画・美術・舞台・古典芸能 138
City 街 New Open・New Sight・東京ネットワーク 140

SHOPS&GOODS 113
バックナンバー 114
編集後記、次号予告 146
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